育った環境に

嗚呼、一体日本は何処へ行ってしまうのだろう。
このまま右傾化は進み、九条は改悪されてしまうのだろうか…。
個人的に憂鬱になる結果だった。
政治の話は暗くなるのでやめよう。このブログは基本的に読んでくれた人を楽しませたいものであるから、この話はここまで。

そしていきなり話は始まるのだけれど、俺はかなりの動物好きだと思う。
俺が生まれて2歳まで過ごした東京は中野区江原のいわゆる文化住宅では、いろんな生き物を飼っていたらしい。本人は全く記憶にないのに、両親に話だけはよく聞かされた。
犬、猫、鶏、鳩、アヒル、金魚に鮒、鯉、ザリガニから鈴虫からもう覚えてないほど。
誕生日などの祝い事になると、庭先で鶏を絞めて料理をしていたという。
「鶏の脚をこう紐で縛ってな、頭をトンと落として木の枝に逆さに吊るして血を抜くんだ。そうそう、それが何の拍子か、一度だけな、紐がほどけて、頭が無くなっちゃった鶏が首から血をブワーッと吹いてな、庭から屋根から駆けずり回っちゃって、辺りが血の海で大変だったよ」
と両親は楽しそうに話していたが、子供の俺は想像しただけで卒倒しそうだった。
自分の記憶という物がはっきりし始める2〜3歳あたりからは、猫、ハムスター、リス、クサガメ、猫なんかは覚えている。

リスは夫婦で飼っていたので子が生まれ、ファミリーになったが、洗濯バサミで留めてあったカゴをの出入り口を器用に開けて脱走し、皆近所の猫にやられてしまった。
大事にしていたクワガタが、カゴから1匹また1匹と消えたことがあった。
隣接するハムスターのカゴに引っかかったクワガタの残骸を見付けたのだ。

確か日曜の朝は、我が家では”なべおさみの生き物万歳”という動物ドキュメンタリーと、”マチャアキ海をゆく”という番組を観て、”兼高かおる世界の旅”を観るというスケジュールだった。
もちろんムツゴロウシリーズは毎回欠かさないで家族揃ってみていたものだ。
30年以上前とはいえ何しろワイルドな親だった。
うちは経済的に余裕はないはずなのに、1BOXカーのルーフキャリアに載せて開くタイプのテントなんかあって、よく車でキャンプ旅行をしていたなぁ。
今思えば、えらい高価なものだったと思う。
プロパンガスで煮炊きし、海でも川でも親父が投網を打ち、魚を焼いて食べたもんだ…って、そうか、金がないから宿にも泊まらず魚を捕って食ってたのか。
嗚呼、そうだったのかと思うとちょっと悲しい…。

2歳の時に越した実家は都営アパートだけれども、2年前までは喧嘩で片目を失っても23歳まで生きた”みー助”というメス猫がいた。その前はミーコという猫。自分があまりに小さかったので性別は覚えていないな。
そういえば犬をひと月ばかり飼ったことがある。俺がまだ小学生の頃、迷い犬として保護した犬だった。出会いが強烈だったのでよく覚えている。

当時、実家にいたみー助は完全室内飼いではなく、家を自由に出入りしていた。
猫の出入り口用にアクリルを切ってはめたベランダのサッシから出るのは訳ないのだが、鉄扉の玄関はそうはいかない。玄関で鳴いて誰かが開けてくれるのを待つのみである。
いつものようにみー助が”開けてくれ”と玄関で鳴くので、ハイハイと言いながらいつものようにドアを猫が通れるくらい開けてやった。そしてみー助はいつものようにドアに向かって歩き始めたが、一歩進んだところで動きが止まった。
「ほら早くっ」
促すがピクリとも動かない。
みー助の顔の前に犬の顔があった。理由は判らないが、我が家の玄関が開くのを待っていたかのように、お座りをしていたのだ。
あまりに突然のまるで予想だにしない出来事に、みー助は毛を逆立てるのも忘れているようで、その場に凍り付いていた。
犬の方は犬の方で、目の前に猫の顔があることでちょっとびっくりしたようだったが、すぐに視線を俺に移し困惑の表情を浮かべていた。
俺は俺で慌てて、何かあってはいけないというとっさの判断でドアをバタンと閉めた。みー助が「フガ〜ッ」っと声を上げて毛を逆立てたのはその時だ。お前遅い!(笑)
そしてすぐに体を硬直させたみー助を玄関から家の中に押し戻し、親父のサンダルを突っ掛けて慌てて外に出た。
頭の中は今出会った犬で一杯だったのだ。俺にとって犬は憧れの存在。
今考えるとあの犬は洋犬が混ざった雑種で、大きさは柴犬くらいだったろうか。人懐っこく、すぐに俺と妹の良き相棒になって、夢のような生活を送った。
しかし、幸せは長続きしないものだ。ひと月も多分経っていないと思うが、俺と妹が書いた”迷い犬預かっています”の張り紙で飼い主が判り、めでたく引き取られて行った。大泣きしたのは言うまでもない。

今思えば、この経験で俺は完全にトラウマを払拭したのだ。
実は子供の頃、大の犬嫌いだった。横浜の親戚の家に遊びに行った時に、その家の隣で飼われていたチワワに、追い掛け回され咬まれた記憶がある。まだ未就学の時だ。たかがチワワにと思うだろうが、俺だってその頃は小さかったのだから。今の俺(身の丈190センチ)を知る人には笑い話も良いところだな。
自宅裏の公園でマルチーズに追い掛け回された事もあった。小型犬に限らず、逃げ回れば逃げ回るほど面白がって、キャンキャン吠えながらじゃれ付いてくる。もとよりこちらも最初は遊んでいるつもりだったのだけど。犬より速く走れているうちはまだ良いが、疲れて余裕がなくなり追い付かれそうになるとパニックになった。

未だに小型犬はあまり好きではない。

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タビーの最近のお気に入り昼寝コーナー
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by angelwhisker | 2005-09-13 01:29 | 我が家の猫

ヨッスィーが凸凹猫コンビ、タビーとチャイの可笑しい生活を綴る。路地裏の猫達に幸せを届ける『マタタビ至福団』の本部。


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