マタタビ至福団第十二回活動報告

桜が満開を過ぎたので、家からそう遠くない池のある公園へ妻と花筏を見に行った。
『はないかだ』とは、花が散って水面(ここは一つ「みなも」と読もう)に浮かび流れるのを筏に見立てていう言葉だ。

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う〜ん、なかなか風流ではないか。

園内は落ち葉の上に桜の花びらが重なり合って淡い色を残し、水面は風の吹くままに次々と桜色の模様を変えてゆく。
久し振りに土の上を歩く妻が、その足の裏に感じ取れる柔らかな踏み心地に驚嘆していた。

「やっぱり土の上を歩かなきゃ駄目ねえ」

「そうだね。やっばり都会じゃ息が抜けないよ」





そう答えながらも・・・


俺が連れて行くとなると、何故か片手に竿を握らされ、
行く所といえば、岩ばかりの険しい渓流だったり、
ゴツゴツした炎天下の荒磯だったりするんだけどな・・・。


と思ったが、これは口にしない方が懸命だ。

しばらく歩くと、猫発見!

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しかも木の上だ!

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しかもしかも、ハチワレだ!!


カワイイ

「いやぁん♡カワイイッ!」

「この子、飼い猫じゃないの〜?だって毛がツヤツヤだよ〜っ」

「いやぁ、実はさっきおばさんが猫何匹かに餌あげていたのを見たんだよ」

「ふうん」

「ちょっとマタタビあげる」

俺は急いで物陰に隠れてマタタビ至福団の制服に着替えた。
というのは嘘だが、気持ちだけは切り替わった。

警戒されないように気を付けながら、近付いて写真を撮る。

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後ろで見守る妻の視線を背中に感じて俺はいつもより少しだけ張り切りながら、右手でカメラのフィルムケースに入れた生マタタビを取り出した。



実は今回、至福の時間が結構短い。
それは俺の所為なのだ。
吹き出しそうになるのを我慢していたのだが、堪えきれなくなって口から異音を発してしまった。


妻が言った

「見てこの子、本当にツヤツヤの毛並み」

それが・・・。

もっときれいな場所であげられれば良かったのだが。

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by angelwhisker | 2007-04-08 23:58 | マタタビ至福団

ヨッスィーが凸凹猫コンビ、タビーとチャイの可笑しい生活を綴る。路地裏の猫達に幸せを届ける『マタタビ至福団』の本部。


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