第五回マタタビ至福団活動報告〜動画付〜

うちのMacが立ち上がらなくなった、悪夢のような日の事だ。

Macの中身をバックアップしなければならない事が判明し、泣く泣く外付HDを買いに出掛けた。
思いがけない出費になるので痛い。
とはいえ、いずれ必要なものであったのだから良しとするか。
いやいや、良しとするかしないとかの問題ではないのだ。
バックアップを取らねば何も出来ないのだから、選択の余地はない。
だったらもうちょっと調べておくべきだったな。
などと家電量販店に向かう間、独り言を繰り返しながら自転車を漕いでいた。

ふと、そうだ猫を見付けたらマタタビをやろう 、と思った。

暗くなる前に会えるかもしれない。



e0058443_01161.jpg

家電量販店に行くいつものコースを進むと、突然物々しい雰囲気に包まれた。
四つ角を過ぎると、前にも左右にも尋常じゃない数の警察官が見える。
無線で連絡を取り合ったり、身振り手振りを交えて上司らしきコート姿の男に説明をしている。

殺しか?

通り抜けようとしていた道には非常線が張ってあり、当然通行止だった。
迂回するしか無さそうだ。
角の駐車場には警察車両4台が乗り入れていて、停めている位置も方向も何もかもバラバラだった。緊急事態である事を物語っていた。
4台全てが赤色灯を回し、薄暗くなってきている路地の塀をそれぞれが乱暴に照らしている。
ヘッドフォンをしていた所為もあって、その光景はあまりに非日常的で、何だか妙に現実感が乏しい。

ペダルを止め音楽を耳から外して、さっきから腕時計ばかり見ている警官に声を掛けようと思ったが、やめた。
警察というのはこういう質問にあまり答えてくれない。
あの警官の数といい、車の数といい、非常線といい、大きな事件なのは間違い無さそうだ。
そうではないのかもしれないが、そう思う事に決めた。
まぁいい、大きな事件なら明日の新聞に出るだろう。
それより猫だ。まだ明るい。

迂回して、初めて通る道に出た。
殺人現場の裏手だ。
もしかしたら犯人はまだこの辺りに潜んでいるのかもしれない。
そんなくだらない想像をしつつ自転車を漕いでいると、

塀の上にじっと座る猫を発見した。

我が家のチャイに近い色、いや、もっと薄い色だ。
道の反対側の塀に自転車を止め、驚かさないように声を掛けながらゆっくりと近付くと、薄茶猫は愛想良く近付いて来た。
気が付くと塀の下には茶虎系の仔猫がいる。
この塀の上の薄茶猫の子供だろう。

両方の猫に生マタタビと粉マタタビをあげた。

母猫は唾液を垂らしウットリと永遠の顎こすりをしている。

仔猫は嗅いだ瞬間に飛び、のたうち、そして泳いでいる。


時が過ぎるのも忘れて、ただひたすらに俺は至福で満たされていった。
やはり仔猫は可愛くて楽しい。

非常に長く濃い至福の時であった。

動画はかなり短くしているのだが、仔猫のぶっ飛び方があまりにも可愛いので早回しにせずに残してしまった。

これからも、なかなかここまで楽しい至福には立ち会えないだろう。

思う存分に堪能していただきたい。

第五回マタタビ至福団活動記録を見る
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by angelwhisker | 2005-11-13 00:44 | マタタビ至福団

ヨッスィーが凸凹猫コンビ、タビーとチャイの可笑しい生活を綴る。路地裏の猫達に幸せを届ける『マタタビ至福団』の本部。


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