第三回マタタビ至福団活動報告

「生姜焼きセット、そばの冷や掛けで」
「はい、生姜焼きセットォ」
今日は何だか早く注文の品が出てきた。
これで昼休みに少しばかり余裕が出来たので、懐にマタタビを抱いて仕事場の近所を巡回する。
この間の黒猫のいた駐車場をもう一度当たってみよう。

あそこは、もっと猫が居そうな匂いがする。

俺の勘は当たった。
この間の黒猫に行き当たる前に、たくさんの猫に出会った。
しかしあまりに細い路地だ。
e0058443_22102174.jpg

カメラを構えたが、猫の背後はすぐ家の玄関。もちろん知り合いではない。
これだけ接近していると、家の中の音も随分響くものだ。
リズミカルな包丁の音が止み、台所に立つ人の溜め息と包丁を置く音が聞こえた。
玄関でガタガタと物音がする。

不味い、今にも扉が開きそうだ。

変質者に間違えられたらたまらない。
まぁ、ある意味では間違っていないのかもしれないが…。
しかし、反戦ビラをポストに入れただけで逮捕される昨今だ。
気を付けなければいけない。
e0058443_22303983.jpg

ひとまず、ここはやめておこう。
と、目的の駐車場の角を曲がると、三毛が見えた。

居た…。




近付くと、三毛は飼い猫である事が判明。
首輪が付いていた。
人慣れも随分していて、緊張感はまるでない。
撫でると、心地良さそうに身を任す。

…よし、いけるぞ。

早速マタタビの粉末を与えると、
三毛は静かに舐め始めた。
ただただ、静かに舐めていた。
そしてただただ、静かに舐め続けていた…。

「何だよ、お前さん全然変わらないなぁ」

あまりに変化がなく、ただ顔を洗っているだけなので、他の猫を捜しに先ほどの路地へ向かった。
俺には時間が勿体なかった。

ところが、だ。

戻ってみると…。
効いていた。
かなり効いていた。

俺は猫の『カックン』を初めて目にした。

こんなにも幸せそうな『カックン』をいまだかつて見た事はあるだろうか。

俺は込み上げてくる感動に、思わずむせび泣いた。
是非とも感動の『カックン』を見ていただきたい。
  ↓
マタタビ至福団第三回活動記録を見る
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by angelwhisker | 2005-10-22 00:10 | マタタビ至福団

ヨッスィーが凸凹猫コンビ、タビーとチャイの可笑しい生活を綴る。路地裏の猫達に幸せを届ける『マタタビ至福団』の本部。


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