桜さくらヨヨイの宵は

二、三日前の事だけれど、用事の行きと帰りで違う駅を使った。
そういう訳で駅前駐輪場に置き放しだった自転車を回収するついでに夜の散歩。

昼間二十度を越える穏やかな日だったからか、夜になっても冷えない。
独り久々にじっくりと夜桜を眺める機会に恵まれた。
ああ、カメラを持ってくれば良かったと後悔。
仕方無くPHSの貧弱なカメラで撮影。
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毎年、幼馴染み達との花見があって(といっても桜をじっくり眺めた記憶は無いのだが・・・)新井薬師公園等に行っていたが、ここ数年は近くの別な公園が定番となりつつある。

今年は直前の冷え込みが響いてか当初の開花予想がずれ込んで、何処の公園もほとんど桜が咲いてなかったけれどもやはりそこに決まった。

その三月二十八日の寒々しい風景。
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薄着の友人はガタガタ震えながら、燗番娘(お燗機能付きコップ酒)を啜る。


それでも咲いてようが咲いてまいが、俺はここの公園が好きだ。
そして俺と同じ思いを持つメンバーの中の数名。

何故この公園が好きなのかといったら、それはもうハッキリとしている。
楽しいから。


それじゃ何がそんなに楽しいのかといったら・・・、どう説明しようか。

花見といえば宴会、宴会には酒が、酒には肴が必要で、酒のサカナといえば定番はスルメだろう。
俺はほとんど賭け事をやらないから(人生そのものが賭け事だし)、アタリメなんて縁起担いだ言い方はしなくていいのだ。
まあそんな事はどうでも良いとして、そうやって仲間で一通り近況報告なんぞして、食う物食った飲む物飲んだとなると、暇というか・・・、何だか手持ち無沙汰になる訳だ。

そうして日が陰ってくるとジッとしてたら寒いから、意味も無く周囲をウロウロしてみる。
うろうろしていると大きな公園だから桜の下で宴会している脇に池があったりするわな。
おぼつかない足取りで、若いお母さんが連れた小さな男の子と一緒に池の中を覗き込んでみたりする。

またそういう時に手にスルメを持ってたりする訳だ。

となると、仲間がやっぱり糸になるような物を探してしまって・・・、





こういう事に。

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ザリガニは網が無くてもちゃんと釣れるのだ。

公園内の工事中の場所の近くに捨てられていたらしいロープをほぐして糸を作ってスルメを結ぶ。
岩の間にポトリと落とすと、ザリガニが万歳しながら近付いて来る。
ハサミでしっかりスルメを掴んだらゆっくりと引き上げる。

酒も入っているから仲間も目が真剣だ。
小さな男の子に釣らせてあげたりしつつ、ナンダカンダ皆で十匹以上釣っただろうか。
深さがあまり無いので安心して子供を連れて来れるんですと若いお母さんは言っていたな。
ここは比較的新しい公園だが、こういうところが残っていて本当に嬉しい。

この人口池に生息する多くが赤くないところを見ると、誰かが放したニホンザリガニか。
そうだとしたらニホンザリガニは絶滅危惧II類なので大切にしたい。
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それにしても酒が入ったうえしゃがんで池を覗き込むから、頭に血が上る。

『目を血走らせた四十近いオッサン達が、ザリガニ片手に狂喜する姿』

は、周辺の人達の目にどう写ったのだろうか・・・。
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by angelwhisker | 2009-04-10 13:18 | 外出

ヨッスィーが凸凹猫コンビ、タビーとチャイの可笑しい生活を綴る。路地裏の猫達に幸せを届ける『マタタビ至福団』の本部。


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